遺族から世話役や弔辞を頼まれたら、快く引き受けるようにしましょう。
どちらも遺族の信頼あってのものです。
故人の思い出をしのび、心を込めて対応しましょう。
遺族から世話役を依頼されたら、引き受けるのがマナーです。 世話役の仕事に不安があれば、葬儀社や親族に相談しても良いでしょう。
代表的な世話役はこちらの通りですが、このほか、葬儀の規模などに応じてさまざまな係があります。
葬儀は、故人との最後のお別れをする大事な儀式なので、参列する時は、開始時間の15分程前には着くようにしましょう。
・世話役代表/遺族や葬儀社との打ち合わせに参加し、各係に仕事を指示する。
・会計係/香典を含む、葬儀全般の金銭の出納を管理する係。
・受付・会場係/通夜・葬儀の受付、僧侶や弔問客・会葬者を案内する係。
弔辞は故人をしのび、別れを惜しむものであり、遺族への慰めの言葉でもあるので、 遺族から依頼されたら、特別な理由がない限りは引き受けるようにしましょう。
また、自らが弔辞を述べたい時には、葬儀の前日までに遺族に申し出てください。
弔辞の内容は、忌み言葉や宗教的にそぐわない言葉、大げさな表現などはしないように注意しましょう。
弔辞について(1分39秒)
正式な弔辞は、巻紙か奉書紙に薄墨を使って楷書で書き、奉書紙に包んで、表に「弔辞」と書きますが、 最近は白い便せんに万年筆で書いたものを封筒に入れる人も増えています。 読み上げた弔辞は祭壇に捧げ、その後は喪家が保存しておく場合もあるので、きちんとしたものを用意しましょう。
一般的に弔辞は2~3分くらい、文字数は1200文字を目安に、あまり長くならないようにします。 読み上げる時は、参列者に聞き取れるように、言葉を区切りながら、ゆっくり故人へ語りかけ、あまり感情的にならないようにしましょう。
・故人への呼びかけ
「○○さん」「○○部長」など、最初は故人へ呼びかけで始めるのが一般的。
続いて故人が亡くなったことに対する驚きや悲しみを述べる。
・故人との思い出
故人をしのぶエピソードや、故人との思い出を簡潔に語る。
参列者に故人と弔辞を読む人の関係が分かるような一文を入れても良い。
・故人の経歴や人柄
故人の経歴や人柄、功績をたたえ、感謝の気持ちを伝える。
ただし、わざとらしくならないよう、素直な心情を語るように。
・遺族への言葉
悲しみにくれる遺族へ励ましの言葉や、慰めの言葉を。
特に若い方やご主人、子どもが亡くなった場合は、心を込めて伝える。
・結びの言葉
最後に別れの言葉で締めくくる。
仏式では「安らかにお眠りください」や「心より哀悼の意を捧げます」など。
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